「毎朝のコーヒー」「昼食の弁当」「夜のお酒」――気づけばセブンイレブンでの買い物が習慣になっている方は多いはず。日常の少額利用が積み重なるからこそ、支払い方法を工夫するだけで家計は大きく変わります。本記事では、セブンイレブン利用者が“損しない”ための支払い術を解説します。

セブンイレブンは三菱UFJカードの特約店

セブンイレブンは三菱UFJカードの特約店に指定されています。通常0.5%の還元に加え6.5%の優遇ポイントが上乗せされ、合計7%相当の還元率となります。さらにアプリ連携や口座設定などの条件を満たせば、最大20%相当の還元に拡大する仕組みです。

優遇は店舗ごとに集計され、月間利用額を1,000円単位で計算。端数は月合計で切り捨てられます。例えば、月に9,800円利用した場合は9,000円分が対象となります。1回ごとの会計で損をするわけではなく、あくまで月単位での端数だけが切り捨てになるのがポイントです。

よく買うもの別にシミュレーション

セブンでよく買う商品の支出例を、月間ベースで試算してみましょう。

  • コーヒー1日1杯(150円×30日=4,500円)
  • 弁当やパン(500円×20日=10,000円)
  • お酒やおつまみ(1,000円×10日=10,000円)

合計は月24,500円。この金額を「1,000円単位で切り捨て」てポイント計算するため、対象は24,000円。7%還元で1,680円相当/月、年間で20,160円相当が戻る計算です。現金払いならもちろんゼロのままです。

支払い手段の違いを比較

  • 現金:還元なし。小銭の管理も手間。
  • コード決済:キャンペーン時は有効。チャージ元を三菱UFJカードにすれば二重取り可能。
  • 三菱UFJカード払い:常時7%の安定還元。最もシンプルかつ効率的。

日常的に高頻度で使うセブンだからこそ、安定して高還元を得られる決済を「固定」してしまうのがベストです。

月5,000円だけでも“劇的な差”に

「うちはセブンでそこまで使わない」という方でも効果は出ます。月5,000円なら年間6万円の利用。1%還元なら600円ですが、7%還元なら4,200円相当に。ちょっとしたランチ1〜2回分に相当します。

無理なく続けるためのルール

  • 決済手段は三菱UFJカードに固定
  • 月間利用を家計簿アプリでチェックし、1,000円未満の端数は切り捨てになる仕組みを理解
  • 特約店での購入に支出を集中(店舗ごとに月間合算。分散購入は端数ロスが増えやすい)
  • キャンペーン条件を満たせる人は最大20%還元も狙う

おわりに

セブンイレブンのように高頻度で使うお店こそ、支払いを見直すだけで家計に効いてきます。三菱UFJカードの特約優遇を活用し、毎日の小さな買い物を大きなお得に変えていきましょう。