食費は家計の中で最も大きな支出のひとつです。特に毎週利用するスーパーでは「どのカードで支払うか」によって、年間で数万円規模の差が生まれることも。本記事では、オオゼキ・オーケー・肉のハナマサ・東急ストア・東武ストアなど、大手スーパーを例に、三菱UFJカードの特約店優遇をわかりやすく解説します。
特約店優遇の仕組み
三菱UFJカードは、特約店での利用を月間利用額1,000円単位で集計し、通常の0.5%に加え6.5%のスペシャルポイントを上乗せ。合計7%相当の還元率になります。さらにアプリログインや給与振込の設定など条件を組み合わせると、最大20%相当まで拡大する仕組みです。
ポイント計算は店舗ごとに集計され、1,000円未満は月合計で切り捨て。例えば「オーケーで2,800円」「オオゼキで1,500円」と使った場合、それぞれ2,000円と1,000円に切り下げて計算されます。複数店舗を合算できない点が重要です。
店舗別の特徴と賢い使い方
オーケー:現金割引との比較
オーケーはレジで現金割引(例:本体価格から数%)があります。三菱UFJカードの7%還元とどちらが得か、都度比べるのがコツです。
例)5,000円の買い物:
- 現金割引3% → 150円値引き
- 三菱UFJカード7%還元 → 350円相当ポイント
この場合はカード払いが有利。まとめ買いの日だけカードに切り替えるのも効果的です。
オオゼキ:値ごろ感+カード還元で実質単価を下げる
オオゼキはもともと価格が安い生鮮食品に強みがあります。そこに三菱UFJカード特約店での7%還元を重ねれば、「実質単価」をさらに下げられます。たとえば週5,000円の買い物をカードで支払えば、毎回350円相当が戻り、年間で18,200円相当の差になります。
肉のハナマサ:まとめ買いで高還元のチャンス
肉のハナマサは業務用サイズの商品が多く、家庭でも大きめの肉パックや冷凍食品をまとめ買いするケースが目立ちます。こうした高額決済こそ7%還元の効果が大きく、例えば月2回・1万円ずつ買えば、年間24万円の利用で16,800円相当が戻る計算です。
三菱UFJカード 特約店スーパー一覧
- オーケー(関東)
- オオゼキ(東京中心)
- 肉のハナマサ(首都圏)
- 東急ストア(首都圏)
- 東武ストア(首都圏)
- アオキスーパー(中部)
- ドミー(愛知・三河)
- ヤマナカ(愛知・岐阜)
- サンリブ(九州・中国)
- 近商ストア(近畿)
- 三和(神奈川中心)
※上記は一部の特約店のみで、すべての加盟スーパーを網羅しているわけではありません。
食費5万円の家庭での年間シミュレーション
毎月5万円をスーパーで使う家庭を想定します。
- 現金払い:還元なし
- 通常1%カード:年間6,000円相当
- 三菱UFJカード特約7%(対象4万円+非対象1万円は1%):年間34,800円相当
- 最大20%条件達成(対象4万円):年間96,000円相当
「現金→特約カード払い」に切り替えるだけで、外食数回分に匹敵するリターンが得られます。
まとめ:最新情報をチェックしつつ無理なく活用
スーパーは日常的に必ず利用する場所だからこそ、特約店優遇の効果は大きくなります。対象店舗や条件は変更されることもあるため、公式の最新リストを確認しつつ、生活導線に合う形で三菱UFJカードを活用してみてください。